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ヘルシーメイトの眼

特別栽培農産物についてのヘルシーメイトの対応について

「特別栽培農産物に係るガイドライン」についてのヘルシーメイトの対応について、説明させていただきます。
ガイドライン自体はA4用紙で20頁にもわたる「お役人のお役人によるお役人のため」の難解で長大なものなので、皆様に関係がありそうな部分だけ解説します。

  1. 特別栽培農産物とは?
  2. 農薬の使用回数が栽培地域の一般的な農法から5割以上少ないこと、且つ、化学肥料の窒素成分が栽培地域の一般的な農法から5割以上少ないこと。
    そしてこのことが確認責任者によって確認されているもの。

  3. どのような表示になる?
  4. 特別農産物のガイドラインに準拠していること、栽培責任者(氏名、連絡先)、確認責任者(氏名、連絡先)、農薬の使用の有無及び使用回数、化学肥料の使用の有無及び使用回数。
    農薬、化学肥料が栽培地の一般的な農法から何割減かを表示します。

  5. 従来の「無農薬栽培」「減農薬栽培」「無化学肥料栽培」「減化学肥料栽培」などの表示はどうなる?
  6. このガイドラインに表示禁止事項として、無農薬栽培、減農薬栽培、無化学肥料栽培、減化学肥料栽培の表示は明確に禁止されているので、使用できません。
    その他、「天然栽培」、「自然栽培」等、特別栽培農産物の表示と紛らわしい表示は禁止。

  7. 農薬や化学肥料(の窒素成分)が5割以上減というが、一般的な農法の基準はどこが決めるのか?
  8. ガイドラインでは地方公共団体と定められています。
    具体的に愛知県で言えば愛知県庁が決めます。JA愛知経済連も独自の基準を持っているとのことですが、これはJAを通した農産物のみに適応されるとのことです。

  9. 機械乾燥した米・茶は含まれない。加工した農産物は含まれない。

消費者の方にはすっきりとした表現方法になっており、また栽培責任者、確認責任者を明確にすることで、責任の所在を明らかにしたことは良いことだと評価できます。
しかし、生産者や流通に関わる者から見ると、いろいろな問題も浮かんできます。

例えば農薬は5割減となっていますが。これはあくまで回数のことで量の基準ではありません。 また、同じ県でも、平地や山中、西の端、東の端では気候が違う場合も多いですが、一律に農薬の回数や化学肥料(の窒素成分)を決めるのは現実的なのか、気になります。
また県やJAに基準のない作物を作った場合、特別栽培の認定は取れません。

このように、細かく見ると問題点はいくらでもあります。

この制度のスタートにあたり、主に野菜を扱う問屋から情報収集しましたが、彼らの言うには農林水産省の意図として、「表示をすっきりさせたい。紛らわしい表示・不当表示を駆逐したい」ということがあるようです。
そしてさらに厳しい有機JASへの転換を促していくのではないか、と。

ここで有機JASについて触れておきますと、有機JASは特別農産物とは関係なく存続します。 有機JASは3年間無農薬・無化学肥料・第三者認証と厳しい基準ですが、栽培方法は良く似ています。

ヘルシーメイトは以下のように対応します。

  1. 特別栽培農産物、有機JAS認定品は農家、問屋で表示してくるので、そのまま表示します。
  2. 農家・問屋ごとに独自の基準を定めているものについては、基準を店頭で開示し、独自基準で表示します。
  3. 近郊の小さい農家については、コストや体制がないなどの理由で特別栽培農産物の認定を取っていない農家がほとんどです。ヘルシーメイトでは栽培履歴をこまめに取り寄せて開示しています。

この「特別農産物に係るガイドライン」はあくまでガイドラインであり、国会の決議を経た「法律」ではありませんが、もし禁止事項を破った場合、「不当景品及び不当表示防止法」に抵触し、処罰される可能性はあります。

当店としては処罰のあるなしに関わらず、常に状況を把握しておりますので、関心のある方はスタッフにお申し付け下さい。 

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